ホオジロのさえずり

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<<   作成日時 : 2006/07/23 16:06   >>

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悟ってもいないのにあたかも悟っているかのごとく物を申す人の話は聞くに耐えない思いをなさる方が多かろうと思います。

かと言って、「所詮、凡夫は悟り得ないのだから大いなるものに一心不乱に祈り続けることによってのみ安心立命が得られるものである。従って小賢しくあれこれ物を申すことは無用だ。」と言うのもこれまた無体な話ではないでしょうか?

「あれこれ考えずともあるがままの姿が安心立命なのだからそのことを体得するために只ひたすら独り静かに座れ」と言うのも自己暗示の中で独り満足しているだけのような気がしてなりません。

「この世はありがたいのだから感謝しましょう!」と突然言われても今苦しみの真っ只中にある人にとってみればむしろありがた迷惑に聞こえてそれだけで心の扉を閉ざしてしまわれる方も多いと思います。

そもそも「煩悩を滅却して解脱し安心立命が得られることが悟りの境地だ!」と大上段から振りかざされても「心頭滅却すれば火もまた涼し」と感じられないのが人間の姿であることを考えてみれば、煩悩を滅却できないことを前提に自分自身を考えざるを得ないのではないでしょうか。

菩薩行とは己の煩悩に正面に向き合って決して逃げずに、今のあるがままの己を表現して“苦しみ、そして喜び“力強く生き抜くこともその大きな目的の一つであると思います。

こういうふうにあれこれと考えて見ましても、法華経という大乗経典は一見、非現実的な神話のように思えますが、読めば読むほどその究極の言わんとすることの意味は実はあらゆる娑婆世界の事象に直結した深い内容で、力強く人生を生き抜くためのわれわれへの応援歌として、その具体的な方法論を説いていると思います。決して死者の魂に対して読んで聞かせるような内容ではなくて「正に今、生臭く生きている我々人間に対して」の約2000年もの昔に編纂されたより良く生きて行く為の智慧を集大成してくれた先人の贈り物であると思いますがいかがなものでしょうか?

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
朝顔や安心立命ほど遠く  たか志

暑中お見舞い申し上げます。
26日九州地方は梅雨明となり、一気に夏の明るさとなりました。一日クーラーも入れず過ごしましたが、朝は蝉の声に目覚め・午前中は公民館句会に出かけ、主宰の選から漏れた句ばかりにがっかり、昼は打ち水をして昼寝・午後から母や弟妹・親戚へのお中元に水羊羹を送り、一風呂を浴び、夕風に風鈴の音色を聞きながら、ビールを一杯。ナイターのテレビ観戦。テレビの映らない時間帯で勝ってもすっきりしませんが、こんな一日でした。
トマト熟る胸で一拭き丸かじり  たか志
ベランダのトマトは熟れはじめましたか。
老司たか志
2006/07/28 09:26
老司たか志さま
よくぞお聞き下さいました。実は大変な事態に直面致しまして頭をかかえております。確かに花は咲いて実は成るのですがプチトマトぐらいの大きさになりますと実の下の方に必ず黒い斑点が出現しましてそれが徐々に大きくなって上は赤くなるのですが下半分が壊死したようになってしまいます。これはもう私にとりましてこのトマトの鉢を見るたびに安心立命どころの状態ではありません。悲観嘆息状態なのであります。ああ、どうしましょう!
寛人
2006/07/28 22:07
帰るなり畑に直行赤トマト  たか志

子供の頃、学校から帰るとトマト畑に直行し、よくかぶりついたものです。今でもトマトは青臭くなければトマトではないと思っています。
日照時間不足か、暑過ぎたか、水分過多か、黴が発生したのでしょうね。農家の苦労が分かりますね。
ご参考になるかどうか分かりませんが、「トマト(とまと)の栽培」と言うホームページがありました。
老司たか志
2006/07/29 11:23
老司たか志さま
ホームページを早速拝見しました。冒頭にトマトの成功確率50%と書かれてありますね。やはり初心者には難しいようです。私のトマトはそこに事例として乗っている尻腐れ病に似ていますが腐っている状態と場所が違うような気もします。もう一度よく読んで勉強してみたいと思います。ありがとうございました。
寛人
2006/07/30 10:13