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前アメリカの民主党政権の副大統領で、現在の共和党ブッシュ大統領と激しい選挙戦で惜しくも敗れたアル・ゴアさんの地球温暖化対策の緊急性を説いた話題作映画、「不都合な真実」を観てまいりました。 この映画を観てつくづくアル・ゴアさんは偉大な政治家だと思いました。人間もひとまわりもふたまわりも大きく演説に迫力があることも特に印象に残りました。しかも学生時代からの地球温暖化対策の必要性への信条を貫きとおして今、政治家を棄ててスライドを使って全世界にその啓蒙活動に邁進している彼の姿に敬服致します。 このまま地球温暖化を放置すると50年後には海水面が確実に6mも上昇し、丁度その頃には人口も現在の63億人から90億人にまで増えた状態で、多くの生活の場や、飲み水までも失った難民が溢れ出す大変な事態を迎えることを説得力ある真実のデータを使って、視覚的に説明しています。 そうした現状であるにもかかわらずCO2の削減を目指した京都議定書に合意していない大国はアメリカとオーストラリアだけれど、既得権者が自分達に都合の悪い真実の冷徹なデータを隠して「まだまだだいじょうぶ。」と相変わらずエネルギーと資源を無駄に使い、豊かな生活を続けている姿は、まるで茹で蛙と同じ状態であると指摘しております。 「われわれは今すぐ一人一人が行動を起こさなければいけない大変な時期にあり、しかも今、みんなして叡智を集めて立ち上がれば必ずこの苦難を乗り越えることが出来る。」と大演説している彼の姿は大政治家としての片鱗を見せて、この映画を観ているわれわれの心を大きく打つものがありました。 このような啓蒙運動は大変大事であることは言うまでもありません。ここに到ってまだ保守的なアメリカの態度はとんでもないことであるとも思います。そして更に、日本を含めて今までさんざん先進国の人達がエネルギーと資源を浪費して豊かな生活を享受してきたにもかかわらず、従来極めて貧しかった中国やインドの大人口を抱える国家が経済成長する番になって、彼等に「地球を守るために石油や石炭の使い方をこれからはセーブしなさい。」と言うのではあまりにも説得力を持ちません。精神論も大事ですが、競争原理を生かして経済成長ができる具体的な打ち手とその効果のシミュレーションを徹底して提示する必要が更に大事であると思いました。 日本は既に四日市地区や川崎地区等で充分な公害防止の設備投資をして尚且つ経済成長が可能であった経験を有しています。CO2や様々な汚濁物質の排出値を法律で国際的に規制を高めて行くことは焦眉の急ですが、CO2排出権取引の推進や化石燃料代替エネルギー開発等の具体的な施策をスケジューリングして強力に地球的規模で推し進めてもらうべく、啓蒙活動は多くの専門ブレーンやスタッフ達にまかせて、特にアル・ゴアさんには再度アメリカで国際的に通じる政治家として国連を巻き込んだ強力な活動を展開していただきたいと思いました。 |
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| 内 容 | ニックネーム/日時 |
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ふる里の畦道楽し初ひばり たか志 |
老司たか志 2007/02/06 19:33 |
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