ホオジロのさえずり

アクセスカウンタ

help リーダーに追加 RSS 心に刷り込まれた音や旋律

<<   作成日時 : 2006/07/30 22:50   >>

トラックバック 0 / コメント 4

目を閉じて静かに昔を回想すると懐かしい「心に刷り込まれた音や旋律」が脳裏に浮んでまいります。

まずは、ラーメン屋台のチャルメラの音、
「♪チャラリ〜、ラリ、チャラリラリ、ラ〜」
夜遅く炬燵に入って静かに耳を澄ますとと、どこか遠くで鳴っていましたね。

夕暮れの時の自転車に乗ったお豆腐屋のラッパの音、
「♪ピー、ポ〜、ピー」
この音には切ないような哀愁が感じられました。

チンドン屋さんの大売出しは、
「♪チンチン、ドン、ドン、チン、ドンドン」
そしてそれに続くクラリネットのかん高い賑やかな音につられてついつい見に外へ出てしまいました。

汽車が駅に着いた時の弁当売りの呼び声
「♪ベント、ベント、ベント〜」
各駅の名物弁当にはそれぞれまた独特の呼び声がありました。

長い鈍行列車に乗ってやっと東京の上野駅に着いた時のホームの呼び声
「♪うえの〜〜、♪うえの〜〜、♪うえの〜〜」
独特の微妙な節回しはまさに知る人ぞ知るの世界で、旧国鉄時代のシンボルでもあったような気がします。
SLの力強いシュッ、シュッ、ポッポ、シュッ、シュッ、シュッ、シュッの後に続く汽笛の響く悲鳴のような叫び声

金魚売りの呼び声は、
「♪キンギョ〜エ、キンギョ〜!」

ベッコウ飴売りってご存知でしょうか?
「♪テンテントントン、テントントン、♪ベッコ、ベッコ、ベッコウ〜」

さお竹売り
「♪サオヤ〜、サオダケ〜!」

そしてお馴染みの石焼芋
「♪イ〜、シヤ〜キ、イモ〜〜!」

いまだに元気でうれしいのは大相撲の呼び出しと、そして行司さんの叫び声
「♪ヒガ〜シ〜 ○○○〜、○○〜○〜、 ニ〜シ〜△△△〜、△△〜△〜」
式守伊之助さんや木村庄之助さんの「ひとつの一番にて、チョン (これ拍子木の音です)、本日の〜、打ち止め〜!」

そうそう、そしてもうひとつ、東京淡路町にある有名な蕎麦屋、「神田藪蕎麦」さんではいまだに品物を注文すると帳場のおかみさんが独特の節回しでその品の名を奥の調理場に伝えている風習が残っているのはうれしいかぎりであります。

このほかにも、まだたくさんありましょうが、これらは「日本人というのは世界でも稀な感性の豊かな、気質を持っている」一つの証拠ではないかと思います。

でも、これらの哀愁の響きをみ〜んな、ぶち壊してしまったのはまさに経済の高度成長でありましょう。お陰様で確かに当時と較べて物量豊かな生活になったけれど、残念ながら心の奥底にかすかに、しかも暖かく灯っていたランプのような懐かしい光は、繁栄の象徴でもあるプロ野球のナイターの照明のような強烈なライトの中に埋もれて広大な宇宙の中では見えなくなってしまっているような気がします。

もはや昔話の領域になってしまいましたが、小椋佳さんやさだまさしさんが哀愁の心を取り戻そうと奮闘されましたが、山本リンダちゃんの「♪もう、どうにも、止まらない〜」に代表される現代人の心の「押せ押せテンポ」に対してどうしても巻き返しできない現実が残念でたまらなく思います。こんなふうに考えているのは私が年を取った証拠なのでしょうかねえ?

えっ?「そんな、爺さんくさいことを言わないで、もうひとがんばりしてカラオケにでも行ってマイク持って歌え!」ですって?? 「いや〜、もうそればっかりは勘弁してくださいな!」m(_ _)m

設定テーマ

関連テーマ 一覧

月別リンク

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
懐かしい音。いいですね。鎌倉の私の家の周りにも’野菜屋で〜’という声が毎夕、聞かれます。'自声'はこれだけで、後は録音テープで用聞きする小型車ばかり。もっと田舎へ行かなくちゃ!
コアラ
2006/07/31 09:37
確かにこういう音楽、旋律は生活に日常的に関わっていましたが今は昔の物語。遊びも昔の子供は歌と一緒でした。♪かごめ、かごめ、♪道路で遊んでいて夕暮れも迫りそろそろお別れのとき履いていた下駄を宙に放り投げて♪明日、天気になーれ、♪花いちもんめ、♪だるまさんがころんだ♪ずいずいずっころばし。。今の子はこういう歌を知っているのでしょうか。大人になって歌詞の意味を知り驚いたことがあります。幼稚園か小学生の低学年のころ、まりつきをしていたときに歌っていた歌です。♪ 一連隊、進駐軍、ジープに乗って楽しそう。ハーロ〜♪そのあと、二連隊、進駐軍、三連隊進駐軍と続きます。わけも分からずこんな歌を歌っていたんだ、とびっくり!この歌のせいでしょうか。兵隊さん達がジープに乗っているのをかすかに覚えている気がするのですがこの歌の影響で「見た」と思い込んでいるのか知れません。昔に思いを馳せ懐かしいと感じるのは単に年取ったせいかなと思いつつも、このまま更に自然が破壊され続け、コンクリートとプラスティックだらけの空間に囲まれて、人は果たして幸せになれるのかしら。でももう遅すぎますね。

美枝子
2006/07/31 17:12
ちりんちりんアイスキャンデー売りし日よ
                たか志
夏休み一日だけアルバイトでアイスキャンデー売りをしたことがあります。自転車の荷台に今で言うアイスボックスを乗せ、炎天を鉦を鳴らして廻るのですが、道路はまだ舗装されてなく、体が弱いこともあり一日でダウンでした。
物売りの声を耳にするのは竿竹屋、廃品家電回収屋、ろばのパン屋ぐらいです。古紙回収屋は町内でまとめてくれるので今はなくなりました。博多では「おきゅうと」を朝必ず売りに来たと長老の話を聞きますが、今は昔話です。
老司たか志
2006/07/31 20:09
確かに懐かしい音ってたくさんありますね。普段は忘れてしまっていますが、ふとした時に思い出す。それにも負けないくらいの思い出は、いろんなものの臭いではないかしら。香りによってさまざまな思い出がよみがえる。
そんな思い出をたくさんもてるということも幸せだなと思います。

2006/08/02 10:20